自然への畏怖

このところの局地的豪雨や土砂災害。
これを書いている今も激しい豪雨です。
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5年前に撮った我が家の裏山の画像。
今は緑に覆われていますがしばらくはこの状態でした。
横手には新しい街が出来ていますがこの部分は何をしているかというと
ただただ山を切り開いただけ。
また緑に戻すんだそうです(笑)
行政に言わせると「整備した」という事ですが
この風景を長期間見ていたので
大雨が降るたびにいつ崩れるかと冷や冷やです。

今年の夏はこの町に続く高速道路の工事のため
何度も水が停められ
大雨が降っても田は水不足寸前でした。

田や畑に居ると自然は人間の手におえるものではないと
ひしひしと感じます。
人間が切り開いた田や畑は自然の状態ではなくなっているので
自然の状態を保てるよう人間の手で手助けして
その土地から無理のない量の収穫をいただくのが本来の姿と思っています。

肥料や農薬で無理に収穫量を増やしたり
開発という名のもとに土地や山の本来の姿を著しく変えてしまう。
この不順な天候も災害も
自然を粗末にした罰なのかと思ってしまいます。