帰ってきたアマガエル

飼っていたカエルが見つかったわけではありませんよ。
田んぼの話。

一昨年から「あまり姿を見なくなったなあ」と思っていたのですが
昨年は「アマガエル」の姿を殆ど見ることがありませんでした。

それに代わって
数倍の大きさの「トノサマガエル」を見るようになりました。

一体うちの田んぼに何が起こっているのか?

「野蒜」の話でも書きましたが
自然栽培に取り組んでから明らかに田んぼとその周りの環境が変化しています。

ワタクシレベルの知識ではそれがよいことなのか悪いことなのか判断がつかない。

調べると…
「アマガエル」は体も小さくちょっとした庭や水があれば繁殖でき、
コンクリートが多い環境にも適応しやすいので都会でも見かけることがあるらしい。
一方「トノサマガエル」は体も大きくそれなりの面積の土がなければ越冬もできず
コンクリートが増えると適応できないので数が減っているとのことで準絶滅危惧種に指定されているらしい。
…という事がわかった。

ならば、そう悪いことではなさそう。
でもこれまでたくさんいたものがほとんどいなくなるってどうなんだろう?
…やはり判断つかず。

ところが今年。

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いました♡
ちょこちょこと姿を見かけるようになったのです。
「トノサマガエル」は「アマガエル」を捕食することがあるらしいので
食べつくされたのかと危惧していたのですがそんなこともなかったようです。
今は「ツチガエル」>「トノサマガエル」=「アマガエル」位のバランスになっています。

自然に近づくような畑、田んぼ作りをしていると
過渡期にはバランスが崩れたような変化を起こしますが
自然の方で草や生き物をよいバランスを戻してくれるような気がします。

虫の変化も気になるところ。
今年は「ホウネンエビ」と「ゲンゴロウ」がたくさんいて「カブトエビ」を一度も見かけません。
この謎も解ける日が来るか?

あまりに気になって先日こんな本を購入してしまいました(笑)

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