秋ですね

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今日田んぼの様子を見に行ったら
畦に彼岸花が咲いていました。
不安定なお天気で
朝晩は涼しくなったとはいえ
いまいち季節感がないのですが
確実に季節は移り変わってるんですね。
稲も頭を垂れてきました。

そして…またもや豪雨です。
先日山崩れの恐怖をアップした数日後に
とうとう大雨のため避難勧告が出ました。
(結局避難はしませんでしたが…)

その後も時折、そして今も激しい雷雨。
土砂災害がいつ起きても不思議ではないなぁと
避難の装備はそのままにしています。
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先日アップした裏山の5年後の姿です。
薄い緑の部分が掘り返されて土が丸見えになっていた所。
(しかもまだ工事中!?重機が動いているのが見えました)
頑張ってもっともっと根を張ってほしいものです。

自然への畏怖

このところの局地的豪雨や土砂災害。
これを書いている今も激しい豪雨です。
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5年前に撮った我が家の裏山の画像。
今は緑に覆われていますがしばらくはこの状態でした。
横手には新しい街が出来ていますがこの部分は何をしているかというと
ただただ山を切り開いただけ。
また緑に戻すんだそうです(笑)
行政に言わせると「整備した」という事ですが
この風景を長期間見ていたので
大雨が降るたびにいつ崩れるかと冷や冷やです。

今年の夏はこの町に続く高速道路の工事のため
何度も水が停められ
大雨が降っても田は水不足寸前でした。

田や畑に居ると自然は人間の手におえるものではないと
ひしひしと感じます。
人間が切り開いた田や畑は自然の状態ではなくなっているので
自然の状態を保てるよう人間の手で手助けして
その土地から無理のない量の収穫をいただくのが本来の姿と思っています。

肥料や農薬で無理に収穫量を増やしたり
開発という名のもとに土地や山の本来の姿を著しく変えてしまう。
この不順な天候も災害も
自然を粗末にした罰なのかと思ってしまいます。

帰ってきたアマガエル

飼っていたカエルが見つかったわけではありませんよ。
田んぼの話。

一昨年から「あまり姿を見なくなったなあ」と思っていたのですが
昨年は「アマガエル」の姿を殆ど見ることがありませんでした。

それに代わって
数倍の大きさの「トノサマガエル」を見るようになりました。

一体うちの田んぼに何が起こっているのか?

「野蒜」の話でも書きましたが
自然栽培に取り組んでから明らかに田んぼとその周りの環境が変化しています。

ワタクシレベルの知識ではそれがよいことなのか悪いことなのか判断がつかない。

調べると…
「アマガエル」は体も小さくちょっとした庭や水があれば繁殖でき、
コンクリートが多い環境にも適応しやすいので都会でも見かけることがあるらしい。
一方「トノサマガエル」は体も大きくそれなりの面積の土がなければ越冬もできず
コンクリートが増えると適応できないので数が減っているとのことで準絶滅危惧種に指定されているらしい。
…という事がわかった。

ならば、そう悪いことではなさそう。
でもこれまでたくさんいたものがほとんどいなくなるってどうなんだろう?
…やはり判断つかず。

ところが今年。

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いました♡
ちょこちょこと姿を見かけるようになったのです。
「トノサマガエル」は「アマガエル」を捕食することがあるらしいので
食べつくされたのかと危惧していたのですがそんなこともなかったようです。
今は「ツチガエル」>「トノサマガエル」=「アマガエル」位のバランスになっています。

自然に近づくような畑、田んぼ作りをしていると
過渡期にはバランスが崩れたような変化を起こしますが
自然の方で草や生き物をよいバランスを戻してくれるような気がします。

虫の変化も気になるところ。
今年は「ホウネンエビ」と「ゲンゴロウ」がたくさんいて「カブトエビ」を一度も見かけません。
この謎も解ける日が来るか?

あまりに気になって先日こんな本を購入してしまいました(笑)

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田植え

麦刈りも無事終了。
6月は田植えです。

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代掻き後の田んぼにカモさんがやってきました。

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何か美味しいものがあるようです。
すっかり人馴れ、機械馴れしているようで
田植機の大きな音がしているにもかかわらずにどんどん近づいてきます。
気が付くとすぐ後ろに居たりしてこちらがびっくり。

二毛作の我が家は
5月に麦の成長を見つつ稲の苗を作り、
6月に入り麦刈りを終えると大急ぎで田をおこし、
水を張って代掻き(水を張った水田を耕す作業)、
そして田植えです。

それぞれの作業の中で
カモだけでなくいろんな動物や虫と出会えます。

今日は「草が生えてきたな~」と田を覗き込んでいたら
オタマジャクシがいっぱいなことに気づきました。

麦の秋

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すっかり色づいた小麦です。
昨日今日とお天気がよかったので
相方が海の向こうから帰るのを待てずにlonly麦刈り♪

冬の寒さが厳しかったせいか昨年より立派な穂が目立ちます。
(秋まき小麦は寒さにあたらないと育ちが悪いそうです…)

昔国語のテストで

俳句で「麦の秋」とはどの季節の季語か?

というのがありました。
授業中に「なんで夏?」と不思議に思ったことで覚えていて
間違えることはありませんでしたが
意味はよく解っていませんでした。

この年になって…実感。

麦刈り…暑いです。。。

穂が出た!

旧ブログでお知らせしていた麦。

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こんなに大きくなりました!

場所によってばらつきがあるのですが
日当たりのよい場所はすでに出穂しています。
これで今年もパンを焼けそうです♪
そしてこの時期楽しみなのがこれ。

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ノビル。
漢字で書くと「野蒜」。
ねぎの仲間の野草です。

稲作を無農薬にしてから3年ほどたったころから
畔とその周辺にこの子たちが目立ち始め、
以来春の食卓を賑わせてくれています。

味や香りはねぎよりにらとかラッキョウに近い気がします。

昨日麦を見に行ったついでに畔で収穫、天ぷらにして頂きました~。

少し大きくなっている子は地下茎をピクルスにするため塩漬けに。
只今発酵中です。
こちらも楽しみ♪